大阪市旭区の胃腸科、肛門科なら金沢外科胃腸科肛門科 鎮静剤使用の胃カメラにて苦しくない胃がん検診を行っております。ジオン注入、高濃度ビタミンC、フォトフェイシャルも行っております。

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ジオン注(痔核硬化療法)

ジオン注(痔核硬化療法)

◆ジオン注による痔核硬化療法とは◆
脱出を伴う内痔核に、ジオン注という薬剤を直接注入します。
この薬剤は、①痔核内の血流を停滞・停止させる作用と、②炎症を引き起こすことにより痔核を硬化退縮させ、筋肉に固定する作用があります。

 ①タンニン酸・・・血流の流れを遮断
 ②硫酸アルミニウムカリウム・・・痔核内に炎症を起こす

再発した場合には、もう一度注射を打ちます。

◆ジオン注のメリット◆
痔核をメスで切除する手術法と違い、以下のメリットがあります。
これこそが、当院がジオン注を勧める大きな理由です。

①術中・術後の痛みが少ない
ジオン注は、痛みの感覚のない内痔核に注射するため、注射による痛みは殆どありません。逆に、もし痛みが感じられるようであれば、注射が筋層に達している可能性が強いため、ジオン注射中は、「痛くないですか?」「痛かったら教えてください」と声掛けしながら行っています。
また、痔核を切除する手術法では、術後の排便時などに傷口の強い痛みがありましたが、ジオン注では、術後の痛みが感じられないことの方が多いです。
※ただし術中は、視野を確保するため肛門鏡を肛門に挿入しますが、その際、括約筋の締りを緩めるため、肛門周囲に麻酔薬を注入します。その際の針を刺す一瞬の痛みはあります。その痛みを和らげるため、可能な限り細い針(27G:直径0.4ミリ)を使用しています。

②術中・術後の出血が少ない
痔核にメスを入れず、細い注射針で薬剤を注入する療法なので、術中および術後の出血が少量です。

③手術時間が短く、日帰り可能(※術後は通院が必要な場合がございます)
ジオン注による平均的な手術時間は15-20分程度です。術後も速やかに帰宅して頂けます。来院してから帰っていただくまでの時間も1時間程度です。

④翌日より社会復帰可能
術後、強くいきんだりすることは避けていただく必要がありますが、それ以外は普段どおりの日常生活に戻れます。特別な力仕事を除き、翌日より職場復帰可能です

◆ジオン注の副作用◆
国内の臨床試験において認められた主な副作用は、発熱7%、血圧低下3%、頭痛2%、嘔気2%、食欲不振2%など
→ 当院では、術後に発熱を抑える内服薬を屯服で処方します。
  また手術の前に、点滴ルートを確保し、術中は、血圧・脈拍・血中酸素濃度の測定を行うことで、
  急な血圧低下などにも備えております。

◆手術の流れ◆ ※多少前後することがあります。
診察および検査予約 :手術について御説明、同意書にご記入いただきます。

手術前日:21時にピンク色の下剤4錠服用頂きます。それ以降の食事は軽めに

検査当日:朝食は朝8時までに。それ以降は絶食(水は大丈夫です)

11:30  来院。3階のトイレ付き個室へご案内します。

11:40  手術室へ。点滴ルートを取ります。
11:50  手術開始
12:10  手術終了 12:15  診察(手術結果の説明)
12:30  お会計